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間違わない

高反発マットレスの選び方

2024/01/02更新

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なぜ高反発マットレス選びで失敗するのか

×腰痛が治る、効くという言葉に騙されていませんか?

×お試しできないマットレスを選んでいませんか?

×スペックが公表されていないマットレスを選んでいませんか?

高反発マットレス選びにおいて上記の選択をした場合、失敗する可能性が高くなると個人的に感じています。このサイトでは、なぜ上記の選択がダメなのか?どのスペックを信頼すべきなのかをプロの視点で説明します。

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返品保証つきマットレスを選ぶ

高反発マットレス自体が良いものでも、あなたの身体にフィットするかどうかは別問題だということをまず認識してください。最近は返品保証のついているマットレスも多々見られるようになってきました。返品保証とは一定期間使った後に返品し返金を受けられる、実質無料でお試しのできるサービスのことです。特にこれまで高反発マットレスを使っていなかった人にとっては、その寝心地は刺激的過ぎます。ショールームで数分試しただけでは分からない様々な不具合が起こると思っていて間違いないでしょう。返品保証にも使用できる日数の制限などがあります。

1.60日試せるグングネル
グングネル公式
グングネルAmazon店
グングネルYahooショッピング店

2.30日試せるヨーネルコ
楽天市場


上記2点は返品時の送料まで負担してくれるのでノーリスクなマットレスです。

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密度30D以上のマットレスを選ぶ

密度表記があるマットレスをまず選択肢に入れます。その中から30D以上の密度があるマットレスを厳選してください。30D以下の密度のマットレスは3ヵ月持ちません。寝心地を長持ちさせる耐久性は高密度だからこそ実現できるのです。

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1万円以上のマットレスを選ぶ

ヘタリにくいはずの密度30D以上のマットレスなのにすぐに使い物にならなくなった、と耳にすることがあります。そういった商品は大抵1万円以下の高反発マットレスです。密度が重要視されるようになってから、不純な材料で密度をかさ増した高反発マットレスも見られるようになりました。現在の相場ですと、厚み8cm以上のマットレスをまともな材料で作るとなると1万円を切るのは相当に難しいことなのです。

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腰痛に言及したマットレスは選ばない

病名がつくような腰痛がマットレスで良くなる、完治するという人がいますがそんなことはあり得ません。もし高反発マットレスのおかげで腰痛がよくなったというのならば、単に寝姿勢が改善され身体が矯正されただけではないでしょうか?例えば、椎間板が飛び出した状態が、マットレスを変えただけで引っ込むわけではないのです。寝姿勢の改善には高反発マットレスは役に立ちますし、それに伴う軽度の慢性的腰痛の改善は見込めるかもしれません。しかし腰痛改善をうたう高反発マットレスほど怪しいものはないのです。

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厚みがあるマットレスを選ぶ

3cm以下のマットレスは論外です。大抵の人が底付きを感じます。1枚で使うのであれば最低でも5cm以上の厚みが欲しいところです。10cmあればほとんどの人が底付きを感じることなく一晩中睡眠が可能です。

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最初に選ぶべきマットレス

ここまで様々な選ぶ指標を書いてきましたが、私はやはり最初に選ぶなら、ある程度使用した後に返品できるマットレスを選ぶべきだと考えます。どんなマットレスでも人には向き不向きがある上に、高反発マットレスの寝心地はある程度似通っている傾向があります。それは密度が高く、反発弾性を備えているウレタンであれば、使用される材料も似通うからです。なので、1カ月以上しっかりと試したうえで、そもそも高反発マットレスというジャンルが自分の身体に合うのかを見極めることが必要です。もし高反発マットレスが身体に合うと分かったならば、そこから固さや形状を定めメーカーを選択するというやり方が最も間違いのない選び方だと思います。

そういう意味では30日以内に返品できるヨーネルコでは少し期間が短い気がします。返品の作業は少なからず必要ですし、出張や旅行で使用できない事もあるでしょう。比較して、グングネルの60日使った後の30日で返品できるというのは焦ることなくじっくりとお試しできる最良の期間かもしれません。

高反発マットレスランキング

元寝具屋の私がプロの視点から様々なマットレスを批評していきます。

第1位 グングネル グングネル画像

価格帯:シングル 定価35,200円(税込)

グングネルには高反発マットレスが始めてという人にも安心な、90日間無料でお試しできるサービスがあります。しかもグングネルは返品時の手数料や送料が一切かからないというユーザーにとってノーリスクなサービスです。

更にマットレス自体の性能も他より頭一つ抜けています。密度36D、反発弾性66%は他の高反発マットレスには無い耐久性と体圧分散性能をもたらしてくれます。私はグングネルが発売された直後から使用していて、今はちょうど1年が経過したところです。今のところウレタンのヘタリは全く感じません。

使用感ですが、まずウレタンの弾力性が凄いということに気付きます。見た目はウレタンなんですが、まるでゴムの様な弾力を持ち合わせており腰の部分をダイレクトに支え上げる感覚はグングネルの大きな特徴と言えるでしょう。また、弾力性による寝返りの打ちやすさも加齢によって筋肉が落ちてきた高齢者の大きな助けになるはずです。

触った感じの柔らかさに反して、沈み込みの少ない硬めの寝心地となっているので、これまで低反発マットレスで寝ていた人には2週間くらい違和感があるかもしれません。

グングネルは三つ折りマットレスのみのラインナップです。人気商品の常として、在庫切れ頻発商品ですし詐欺サイトが蔓延しておりますので、注文するサイトには十分に留意してください。

  • 90%
    コスパ
  • 95%
    密度36D
  • 100%
    反発弾性66%
  • 100%
    送料のかからない90日返品保証
第2位 ヨーネルコ ヨーネルコ画像

価格帯:シングル 定価26,400円(税込)

高いスペックなのに低価格を実現しているのがヨーネルコです。販売から3年も経過しているのに人気が衰えないのは、その出来の良さの証明と言えるでしょう。レビューも豊富なので気になる人はチェックしてみると良いでしょう。また、ノーリスクな30日間のお試しが可能です。

グングネルと比べると、各スペックは劣りますがヨーネルコはマットレスの種類に多様性があります。三つ折りマットレスは元より、厚み7cmのお布団のようなマットレスや厚み4cmのトッパーマットレスも存在します。

使用感ですが、マニフレックスのメッシュウィングによく似ています。側地もダブルメッシュを採用しており、さながらメッシュウィングの廉価版といった印象です。反発力は190Nの表記ですが、決して硬すぎるわけではなく適度な弾力によって背中のS字に無理のない押し返す力を感じることができます。

  • 100%
    コスパ
  • 85%
    密度30D
  • 80%
    反発弾性41%
  • 100%
    送料のかからない30日返品保証
第3位 マニフレックス マニフレックス画像

価格帯:シングル 定価45,650円(税込)

マニフレックスはコスパよりも何よりも信頼が大事!という人にオススメ。重要な3つの指標の評価は低いけど、なんといってもマニフレックスには高反発マットレスブランドとしての歴史があります。そしてマニフレックスにしかできない10年以上の長期保証もあります。10年以上経営してない会社の10年保証はとても信じられそうにありませんが、マニフレックスは高反発マットレス一本で50年くらいやってるブランドです。きちんと保証対応してくれる販売店選びさえ失敗しなければ、長い付き合いになること間違いなしです。

  • 70%
    コスパ
  • 85%
    密度30D
  • 70%
    反発弾性 体感で40%くらい
  • 60%
    適用条件厳しい長期保証
第4位 コアラマットレス

価格帯:シングル 定価49,900円(税込)

テレビ番組でよく紹介されているオーストラリア製高反発マットレスです。密度計算だと40Dくらいありますが、3層になっており上層は密度が高くなりがちな低反発素材に近いものを採用している為だと思われます。オーストラリアで作られているものと勘違いされますが中国製で、その上価格上昇中で今では7万円出さないと買えないマットレスです。10年保証と120日返品はついていますが、返品する場合東京大阪以外に住んでいる人は7,500円くらいお金がかかります。

  • 60%
    コスパ
  • 85%
    密度 不明だけど平均30Dくらい
  • 70%
    反発弾性 体感で40%くらい
  • 60%
    送料のかかる120日返品保証
第5位 モットン

価格帯:シングル 定価39,800円(税込)

元祖怪しいマットレス筆頭のモットンです。私はマットレス一つで腰痛が治るとか良くなると匂わせるような広告の見せ方は本当に許せません。密度は30Dの記載があり90日の返品保証もついています。ヨーネルコと同等ですが、グングネルよりかは劣るスペックで4万円近い価格で販売されているので、返品時の送料負担がユーザー側という点で考えると購入を躊躇してしまいます。

  • 60%
    コスパ
  • 85%
    密度 不明だけど平均30Dくらい
  • 70%
    反発弾性 体感で40%くらい
  • 60%
    送料のかかる30日返品保証
第6位 グースリーマットレス

価格帯:シングル 定価34,200円(税込)

胡散臭さ満載のマットレス。モットン方式を採用している大嫌いな公式サイト。これ系のサイトはなんで整体師の先生が出しゃばってくるのかな?密度は重量から計算してみると30Dはありそうだけど、ホームページでは密度について一切触れないという点もウレタンマットレスについて本当に知っている人が開発しているのかと怪しんでしまいます。ただ30日返品保証は、送料メーカー側負担なので試してみるのも一つの手かと思います。

  • 40%
    コスパ
  • 85%
    密度 不明だけど平均30Dくらい
  • 70%
    反発弾性 体感で40%くらい
  • 100%
    送料のかからない30日返品保証
第7位 GOKUMIN

価格帯:シングル 定価15,998円(税込)

34Dの密度と圧倒的なレビュー数なんですが、実際はあんまり質の良いウレタンではありませんでした。価格もリーズナブル、しかしマットレスはやはり試してなんぼです。これで返品保証がついていれば尚良かったのですが。

  • 90%
    コスパ
  • 90%
    密度 34D
  • 70%
    反発弾性 体感で40%くらい
  • 10%
    返品保証なし
第8位 アフィット

価格帯:シングル 定価21,780円(税込)

西川発の厚み8.5cm三つ折りマットレス。西川はスペックの細かいところを言わないので非常に面倒くさい商品が多いです。この商品も二層構造で上2cmが柔らかいウレタンで下6cmがしっかりめのウレタンだそうで、密度は不明。2cm部分の密度が低ければ使って数カ月で凹むと思います。今だけ30日返品保証がついているみたいです。

  • 70%
    コスパ
  • 85%
    密度 不明だけど平均30Dくらい
  • 60%
    反発弾性 体感で30%くらい
  • 60%
    送料のかかる30日返品保証

このサイトについて

私は寝具業界でマットレスの開発・販売に15年携わってきました。特に転勤が多かった私のお気に入りは、お手頃な価格で買えて、しかも引っ越しの時には持っていきやすく、あるいは捨てやすい高反発ウレタンのマットレスでした。低反発よりも断然軽く、沈み込みすぎない寝心地は、疲れた体を癒すのにもってこいのマットレスでした。

高反発マットレスは増え続けています。しかし、スペックを公表せず嘘くさい広告で売ろうとする手法は未だに多く存在します。整体師を広告塔に使ったり、どこかの医者と共同開発しましたというのも常套手段です。そういったマガイモノの高反発マットレスに騙される人が少しでも減るように、このサイトを立ち上げました。